最近注目されている「シリカ」は、美容に効果があるだけでなく健康面にも効果的な物質。ですが、この「シリカ」という名前になじみがなく、初めて聞いたという方もいるのではないでしょうか?シリカは私たちの体内にメリットをもたらすもので、沢山の魅力を持っている為に注目が集まっている成分なのです。そこで、シリカについての効果や詳細なデータを徹底解剖します!これを読めばシリカに詳しくなれるはず!
シリカはとても身近な存在

シリカは「二酸化ケイ素」の総称です。もしくは二酸化ケイ素を含んで構成されている物質のことも指すのですが、自然界には主に鉱物として存在しています。ヒトの体内にもわずかに含まれている物質で、鉱物を中心とした「結晶性」と珪藻土などに含まれる「非結晶性」の2つに分けられます。自然界では、ケイ素は主に砂の成分となっているため、地球上の約6割がシリカと言っても過言ではありません。生き物の体内では骨を形成する物質として、または殻などを形成する働きもあり、私たちヒトの体内では髪の毛や骨などにわずかに含まれます。つまり、あまり聞き慣れない名前かもしれないのですが実はとても身近な存在とも言えるのがシリカなんです。
結晶性と非結晶性は似て非なる存在

上記でお伝えしたように、シリカには結晶性と非結晶性があります。結晶性は鉱物を中心として存在しているものですが、ヒトの体にとって良いものではありません。安全性が確立されておらず、発がん性を高めると言われているためデメリットになるものです。しかし、非結晶性はWHOで認可されるほどの高い安全性を持っているので、私たちにとってメリットがあるのは「非結晶性」だと覚えておきましょう。結晶性に比べて粒子が小さく、吸着力にも優れている為、私たちの体内では不要な成分を吸着して排出するデトックス作用がある事から着目されているのです。
シリカとシリコンの違いとは?

シリカは別名「酸化シリコン」とも呼ばれる物質なのですが、「シリコン」「シリコーン」なら聞いた事があるという方も多いのではないでしょうか?医療用やオイル製品としてだけでなくゴム製品や工業製品にも使われており、最近では食品サンプルなど身近なアイテムに多用されていますよね。

では、シリカとシリコン・シリコーンは、そもそも同じものなのでしょうか?
共通点は「ケイ素」を含んでいる事シリカとシリコンの共通点は、ケイ素を含んでいるという共通点があります。英語表記すると分かりやすいのですが、シリカ(silica)・シリコン(silicone)のどちらにもケイ素を表す(Si)が含まれていますよね。つまり、ケイ素を有した物質であるということが両者の共通点となっています。ただ、ケイ素は酸素をはじめとする他の物質と結着できるので、見分けにくいこともあります。
共通点が1つあるシリカとシリコンですが、具体的な両者の違いとは一体何なのでしょうか?ここで詳しく見ていきましょう。
シリカは固形物や食品添加物でおなじみ
まずシリカを詳しく解説すると、シリカはシロキサン結合を広げた物質のこと。シロキサン結合はケイ素が酸素とくっついた状態のことで、このシロキサン結合した状態にさらにケイ素が加わった形で広がっています。
特徴としては固形物として存在していることが多く、例えばシリカゲルや砂など、柔軟性のない物質である場合がほとんどです。

また、食品添加物として取り入れられることもあります。
シリコンは工業製品などに使われる

次にシリコンについてですが、シリコンは主に工業製品に使われている物質です。シリカと異なるのは結合した物質の状態で、ケイ素が結合するのは酸素ではなく、ケイ素と結着したケイ素の原子。工業製品ではパソコンのCPUや半導体などに使われているので馴染みはないと思いますが、ケイ素の原子から成り立っている物質である点がシリカと異なっている部分です。
シリコーンは柔軟性のあるゴム製品などでもおなじみ

では、シリコーンとはどう違うのかというと、シリコーンは柔軟性を持った物質なので固形物ではありません。基本的にはケイ素に酸素が結着しているものなのでシリカに近いのですが、この結合状態が連鎖するように連なっており、柔軟性を持っているため液体やゴム状になっています。先述した通り、医療用シリコーンやシリコーンオイル、ゴム製品などで使われているシリコンはこちらの事を指し、大きな違いは結合状態や物質の形状と言えるでしょう。日本では「シリコン」も「シリコーン」も混同されがちなのですが、厳密には別な物質であり、呼び名が異なっているだけではないということなんです。
シリカは体内では生成できない!?

では、シリカの特性に戻りましょう。シリコン・シリコーンの両者と異なるものであることはお判りいただけたかと思いますが、他にもシリカには大きく異なる特性があります。それは、シリカはヒトの体内にも微量に含まれているにもかかわらず、体内では生成できないということです。シリカはヒトが誕生してから徐々に減少を繰り返し、自発的に生成される事はありません。そのため食品に含まれているシリカを摂取して補っていかなければならないのです。シリカが含まれている食品は意外と多く、身近なものではミネラルウォーターや海藻類、野菜などに含まれています。
私たちの体内にシリカが必要な理由とは?

では、シリカ(ケイ素)が不足するとどんなデメリットがもたらされるのでしょうか?まずケイ素の働きですが、体内では髪の毛や骨、肌を健康に保つ役割があります。ところが年齢とともに減少してしまうので年を取るごとに体内がケイ素不足の状態となっていきます。年を重ねるごとに起こる変化と言えば真っ先に老化が浮かぶと思いますが、実は老化とケイ素不足が密接に関係していると最近の研究で明らかとなってきました。にもかかわらず、ヒトの体内では徐々にケイ素が失われるので、ケイ素を補う事は大変重要なのです。普段の食生活でケイ素を含んだ食品を摂取し、不足分をカバーしていきたいですね。
シリカの効果・効能とは?

さて、シリカがどんなものであるのかはすでにお判りいただけたかと思います。ここからは、シリカがどのような面から美容・健康の分野で着目されているのかを紐解いていきましょう。
アンチエイジングに大きく貢献する

まず美容成分として着目されている理由ですが、先述したようにシリカが体内で不足することは老化現象と密接に関係がある事が分かってきました。そもそもシリカが私たちヒトの体内に必要とされているのはミネラル分を有しているからであり、ミネラル分はコラーゲンなどのサポートをする役目もあるからです。コラーゲン不足になると肌にハリや潤いが無くなりますから、シリカ不足=老化に繋がると言っても過言ではないのです。最近は美容室などでも積極的にシリカが取り入れられてきていますが、こうした理由からなのです。
ハリのある肌を作る

骨や髪の毛を構成する物質として体内に含まれているシリカは、実は皮膚の表面にも微量ながら存在しています。肌が持つコラーゲン同士をキレイにくっつけてくれるので、コラーゲンが肌に保たれて潤いやハリをキープします。しかしシリカが足らなくなると、この現象は起こらないので、乾燥したりハリが不足したりと言った老化が感じられるようになるんですね。つまり、コラーゲンを食品や化粧品で補っても、それを吸着して保持するシリカがないとせっかくの効果も満足のいく効果を生まないということですから、根本であるシリカを補うことが重要なのです。
髪の毛や爪を美しく保つ働きもある

コラーゲンを保持する働きを持つシリカですが、髪の毛や爪も美しく保ってくれる効果があります。ヒトの髪の毛や爪にもシリカが含まれていますが、これらは細胞組織が組み合わされて構成されているものです。シリカは組織同士をくっつけて強くしてくれる働きもあるので、切れ毛の防止や割れやすい症状の改善などにも効果的と言えます。
白髪や薄毛対策にも関係する

年齢を重ねると髪の毛のボリュームが無くなったりハリが無くなるなどの不調が出てきますよね。特に多いのは薄毛や白髪による悩みではないでしょうか?シリカが髪の毛や爪を強くしてくれるというのは分かりましたが、では白髪や薄毛にはどうなのでしょうか。白髪や薄毛の原因は、髪の毛そのものの新陳代謝不足。シリカを取り入れることで毛髪が正常な新陳代謝を行えるようになり、丈夫でコシのある髪の毛を育ててくれます。健康な黒い髪の毛を作るのにもシリカが働きますので、決して無関係ではありません。
虫歯予防や骨を丈夫にする働きも

シリカは骨を丈夫にするため、骨の健康を支えたり虫歯を予防して強い歯を作る働きもあります。アメリカのハーバード大学らの研究から、食事で多くシリカを摂取している人は、骨密度が1割程度多くなることも分かっています。
アトピー性皮膚炎やアレルギー症状の改善

アトピー性皮膚炎は、バリア機能が低下したことや免疫力が下がった事で起こる症状です。これだけ聞くとシリカとは無縁のように感じられますが、シリカを摂取するとアレルギー物質を除去し、肌の細胞を健康な状態に戻す働きをします。したがって、アトピーの原因となるアレルギー物質を取り除いて健やかな肌に導いてくれるので、皮膚にも嬉しい影響をもたらします。上記の理由から、シリカはアレルギー症状を緩和するとも言えます。
腸内環境を整える

食物繊維は腸内環境を整えるのに欠かせない成分ですが、食物繊維の中にもシリカが含まれています。女性に多い便秘症状は食物繊維の不足による場合がほとんどで、ゴボウやキャベツなど繊維質の野菜を積極的に摂る事で改善されます。シリカを摂取する事はこれと同じですから、腸内環境の改善に役立つと言えます。また、シリカにはデトックス効果もあるので、体内に溜まった毒素を排出して環境を整えてくれます。便秘を解消する事はデトックスに直結するので、余分な脂肪を貯め込まず、ダイエット効果も期待できると言えますね。
うつ病の予防

ヒトの脳には松果体という器官があり、ここがホルモンバランスの乱れや分泌を司っているとされています。この松果体の主成分こそケイ素(シリカ)であり、シリカを摂取する事は松果体を正常に働かせる為、ホルモンの乱れを起こしにくくなると言えますね。ホルモンバランスが乱れてくると精神面に不安やイライラが起こりやすく、理由もないのに怒りっぽくなる・泣きたくなるなど、うつ病の症状をもたらします。シリカはうつの根本的な原因である松果体に働きかけ、症状の抑制を手助けします。
高血圧など血管に現れる症状の改善

体内へのシリカの作用として高血圧を含む血流改善が挙げられますが、この具体的な働きはまだ明らかにされていません。100%効果的とは言い切れないのですが、シリカの持つ働きを考慮すればあながち効果がないとも言えないようです。シリカは血管の中にも存在しており、血管を柔らかくしたり、中性脂肪を分解してくれる働きがあります。これによって血管の内壁にこびりついた脂肪を除去し、血流の流れを妨げる原因を取り除くため、高血圧にも良い効果をもたらすと考えられるのではないでしょうか。
動脈硬化や脳梗塞の予防にも良い

血流の乱れは、動脈硬化や脳梗塞にも繋がりやすい状態ですよね。血流を改善するとこうしたリスクも減らせますので、血管の状態こそこうした病気の予防に繋がるといえます。
シリカに副作用はあるの?

さて、ここまではシリカがもたらすメリットを多数紹介してきましたが、やはり体内に取り込む物ですから、副作用の面も気になりますよね。ここでは、シリカによる副作用について詳しく紹介していきます。
シリカの安全性は証明済み!

記事の前半でシリカは安全性が高くWHOでも認可されているとお伝えしましたが、日本では厚生労働省の食品衛生法においても安全性が証明されています。これだけでも十分な照明になると言えますが、さらには、医薬品GLP基準安全性試験で毒性がないことも証明されました。すでにヨーロッパを中心とした各国ではシリカが健康に欠かせないものとして定着しており、薬として登場しているほどです。
好転反応が出る場合もある

安全性が証明されているから副作用はない、とは言い切れません。結論から言って、シリカによる副作用は好転反応として現れる事があります。好転反応とはいい結果をもたらすのと同時に悪い効果ももたらす事で、副作用のようなもの。ただし、薬などで副作用が出るのとは違って、好転反応とはいわば、いい結果に向かう為の「慣れ」のようなものと考えてください。いきなり起き抜けにヨーグルトを摂取すると、慣れていないことでお腹を壊してしまうのと同じようなものです。具体的な好転反応は、以下のようなものになります。
代表的なのは腹痛や下痢

シリカの好転反応として多いのは、下痢や腹痛です。シリカの働きに関する項目で、シリカにはデトックス効果があり、食物繊維にも含まれているものなので便秘の改善に役立つとお伝えしました。慢性的に便秘の人はスムーズなお通じに慣れていないので、お腹が痛くなったり下痢になってしまうことがあります。これらの反応は食物繊維を集中的に摂取した時にも起こるものですから、あまり気にしなくてもいいでしょう。
摂取直後はだるさや眠気が起こる

一時的なものではありますが、急激な体内の変化に対応すべく体が反応する事でだるさや眠気を感じることがあります。しかしこれは副作用ではないので、安心してくださいね。
ニキビ・吹き出物

身体の急な変化によってストレスが生じた場合、これも一時的ではありますがニキビや吹き出物が現れることもあります。副作用によるニキビとは違って悪化したりする事はありませんが、好転反応として決して珍しくない反応ですから、あまり心配せずに過ごしましょう。
シリカの摂取方法・摂取量は?

シリカの不足はヒトの体の様々な部分にデメリットをもたらすことが分かりました。では、一体、どのくらいの量をどうやって接種すべきなのでしょうか?まず摂取方法ですが、シリカは食品にも含まれていますから普段の食事を見直す事で摂取する事は可能です。ただ、食事で摂取する場合、野菜などはほぼ加熱しますのでこれによって破壊される可能性も低くありません。また、シリカが含まれているとはいえ、その量はわずかですから、食事だけで補うのには限界がある事も知っておきましょう。つまり、基本的には食事から摂取して、不足している分をサプリメントなどで補うのが正しい摂取方法と言えます。
サポートに効果的なのはサプリメント

大人の場合、1日に必要とされるシリカの摂取量は10mgとされています。先ほどもお伝えしたように、加熱などの処理によってシリカが失われることも考慮すれば、10mgよりも多めに摂取しておくべきと言えます。市販されているシリカサプリを用いた場合、ほとんどの製品が1回に2〜3粒、1日に2〜3回の摂取を推奨しているので、毎食後の吸収効率のいいタイミングで摂取していくといいでしょう。ただ、吸収効率がいいのは起きてすぐの朝食時も当てはまるので、どちらがいいとは断定できません。人それぞれ食事のタイミングなどもありますから、毎食後か朝食時のみか、自分のタイミングで摂取して行けばいいかと思います。しかし、一度に大量に摂取しても全てが吸収されるわけではありませんし、即座に効果が出るものでもありません。サプリメントに定められている用法や容量は必ず守って摂取するようにしてください。また、服用している薬がある場合も要注意。飲み合わせによって思わぬ副作用をもたらす事もあるので、薬を服用している人や、特に健康に注意が必要な妊娠期〜授乳期の方は、医師に相談することをおすすめします。
シリカ水で楽に摂取する

サプリメントは薬のようでどうも苦手という人もいると思います。錠剤を呑むのが苦手な人は特に敬遠してしまうのではないでしょうか。そういった場合は、ミネラルウォーターのように飲むだけでシリカが摂取できるシリカ水を試してください。シリカが含まれている水なのでミネラルウォーターの硬水のような感じで、摂取しやすいタイプです。ただ、ミネラルは多く摂りすぎると副作用がある成分で、水も摂りすぎれば腎臓に負担をかけて低ナトリウム血症を起こします。サプリメントよりも摂取量に注意してくださいね。具体的な摂取量ですが、普通の水のように1日に2Lまでを限度として考えておきましょう。2L飲んだからと言って全てが吸収されるわけではないですし、2Lを超えて摂取しようとするとかなりストレスになります。無理なく摂取できるのであれば、特に意識して多めに飲む必要はありません。基本的には普段の水と同じ感覚で考えておけば大丈夫です。
シリカを含む食品から摂取する

サプリメントとシリカ水の他、毎日の基本となるのはやはり食事ですよね。なるべくシリカの含有量が多い食品を選んで摂取していくといいでしょう。以下でシリカが多く含まれている食品を紹介しますので、自分にとって摂取しやすそうなものをピックアップしてみてください。
※記載しているシリカ量は、各商品ともに100g摂取した場合
穀類
キビ…500mg
小麦…160mg
トウモロコシ…20mg
玄米…5mg
精白米…0.5mg
肉類
卵…0.3mg
野菜類
赤かぶ…21mg
アスパラガス…18mg
かぼちゃ…7mg
ニンジン…5mg
魚介・海藻類
ひじき…10mg
乾燥わかめ…7mg
あさり…2mg
鮭…0.2mg
フルーツ類
梨…1.5mg
リンゴ…1mg
スイカ…0.5mg
レモン…0.1mg
ドリンク類
ウーロン茶…7mg
ココア…5mg
麦茶…2.5mg
牛乳…0.5mg
意外と、普段の食生活に取り入れたり、置き換えるだけで摂取できそうな食品ばかりですよね。特に玄米は、100gの中に1日の摂取量の半分である5mgものシリカを含んでいます。白米の10倍もあるので、いつものご飯を1食だけ玄米に置き換えるなどすれば無理のない範囲で摂取できると思います。
シリカを効率よく摂取するには?

食生活と合わせてサプリメントやシリカ水を使えば、1日の推奨摂取量を補うのは難しくないことが分かったと思います。でも、食生活の改善に毎日気を張るのは続かなそう…そもそも自炊していないから難しい…と考えている方も居るのではないでしょうか?そこで、効率のいいシリカの摂取方法をご紹介したいと思います。普通に摂取しようとしても難しそうな人は、効率良く摂取する方法も試してみてくださいね。
単純に、シリカ含有量の多いものでメニューを決める

効率良く摂取する事を前提とした場合、手っ取り早いのは最もシリカ含有量の多い食品でメニューを決めてしまう事です。上記で紹介した食品群を例にとって見てみましょう。まず主食となる穀物類でダントツトップなのは、カラスムギです。100g中に600mgものシリカを含んでいるので、1日の摂取量を軽く超えていますよね。カラスムギは小麦粉と同じように使えるので、クッキーやホットケーキなどの粉ものに使って補う方法がおすすめです。また、野菜はジャガイモを積極的に取り入れるのも良いでしょう。自炊が難しい人や食事のメニューを管理するのが面倒な人は、いつものメニューとは別に考えて単品で摂取を狙うのがおすすめです。
飲み物を変えて無理なく摂取する

食べ物ではなく、ドリンク類で補うというのも効率のいい方法です。食後のお茶をウーロン茶や番茶に変えるだけでほぼ1日分のシリカを摂取できますよね。お茶が苦手なら、ココアを取り入れてシリカを補うのも良いでしょう。この方法なら食事面に影響なくシリカを摂取できるので、少しずつ調整しながら無理のない範囲で取り入れていきましょう。
シリカ水のメリットを生かして摂取する

これらの他におすすめなのは、シリカ水のメリットを生かして摂取するもの。シリカ水はいつもの水として飲むだけでシリカを摂取できますが、実は効率のいい摂取方法でもあります。具体的に言うと、シリカ水1Lあたり97mgのシリカを含んでいるので、1日に1 L飲むだけで1日分を十分に摂取できますよね。吸収されない分を引いても十分な量ですし、食品や飲み物を意識するよりも非常に手軽で簡単な摂取方法なのです。どうしても食事面での摂取ができそうもないという人は、シリカ水を試してみるといいでしょう。
効率良く摂取することはメリットも多い

単純に言えば、シリカを含んだ食品群を中心にすればシリカ不足は十分補える計算になります。しかし、あえて「効率良く摂取する方法」を提示したのには理由があります。まず、上記で紹介したシリカを含む食品群を見てみましょう。ぱっと見は何ともないかもしれませんが、提示した食品は「100g摂取した時に得られるシリカの量」なので、トウモロコシなら毎日1本、卵は単純計算で毎日約34個、牛乳なら1日に2 L飲む計算になります。もちろん、ジャガイモやカラスムギで考えれば余裕でクリアできますが、それでも、毎日必ずジャガイモを摂取するのは限界があるのではないでしょうか?ジャガイモに限らずどの食品でも当てはまるかと思います。したがって、シリカを多く含んでいる食品を知っていても、続けるのに無理が生じては意味がないのです。毎日同じ食品をほぼ強制的に摂取したとして、ストレスにならないはずがありません。ストレスは健康の大敵と言われているので、健康や美容の目的でシリカを摂取しているはずが、かえってストレスを生む原因となってしまいます。食品でもサプリメントでも同じですが、まずは自分にとって無理なく継続できる物を選ぶことが大切なのです。また、効率良く摂取する事はもう1つのメリットをもたらします。シリカ水を活かして摂取する方法を紹介しましたが、実はシリカ水でシリカを摂取する事は体内の水分循環が上手く行われるようになり、体内のデトックス効果が高まります。毒素が抜けると疲れや便秘などの不快な症状の緩和が見込めるので、シリカの効果と合わせればダブルでメリットをもたらすと言えます。つまり、健康や美容では何よりもまず継続することが大切。コンスタントに続ける事で体内環境を整え、シリカの持つ効果も実感しやすくなるのです。食事の管理が苦にならない人ならこれを機にシリカ中心のメニューにするのも悪くありません。外食や総菜に頼りがちな食生活の人は、サプリやシリカ水を積極的に活用して、食事と足らなかった分を補って行けばいいでしょう。自分が楽に続けられそうな方法を選んで、ストレスなく日々の生活に取り入れていきましょう。
シリカを毎日の生活にうまく取り入れるのが大切
食品やサプリメントだけでなく、美容室などでも取り入れられるようになり、徐々に身近になりつつあるシリカ。最初は聞き慣れない名前だったと思いますが、今ではその隠れた魅力や、得られるメリットなども分かったのではないでしょうか。健康に対して注目が集まっている昨今は健康食品やサプリメントなども様々な商品が登場していますよね。でも、添加物が含まれていたり、計測摂取すると副作用が出たりするものもあるので、私たち消費者も慎重になりつつあります。そんな中、副作用がなく安全性も証明されているシリカは、今後ますます注目を集めることになりそうです。一般的にサプリメントや健康食品は特定の症状に働きかけるものとして定着していますが、今回シリカに関する情報を知って、その働きの多さに驚いたのでは?骨や髪の毛、血管など体内に作用するだけでなく、老化現象の白髪・コラーゲン不足といった症状にまで働き、オールマイティにメリットをもたらすと言える程です。せっかくシリカについて詳しくなったのですから、できそうなものからトライして、毎日の生活に取り入れてみてくださいね。